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いつの日もあなたを想う

あなたに会いたくて
晴れの日も雨の日も
雪が降り続く冬の日も
あなただけを想う
当たり前に生きる日々も
初めは楽しいと思えた
苦しみもあの頃とは
かけ離れたものだから
真面目に生きる日々だけで
ただ輝ける人生ならば
うわべだけの夢と
うわべだけの愛に
ただ人生の常識と
名付けて死んでゆくのだろう
あなたを想えば
過去と今をただ
ひとつにできる気がする
あなたに会えたら
憎しみ・恨みに満ちた
薄汚れた過去が
鮮やかに光り出す
そう思えるから
あなたに会いたくて
世間の流れ
周りの空気
青春の面影さえ
何も見えなくなった
あなたを愛したから
あなたに愛されたいから
人生の長い歴史を
あなたと刻みたいから
あなたと共に生きたいから
真面目に生きるだけの
日常にさよなら
あなたに会うために
会うためだけに
何もかも捨てて ああ
あなたを想うよ