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俺は今日も怨みながら詩を書く

俺はもっと幸せになるはずだった
それなりに楽しい生き方をするはずだった
だから俺は今のこの世界を憎んでいる
歴史はわかりきったことだけを残していく
世界のすべてなんて誰も知りやしない
誰もがただ自分の秩序で生きている
常識なんてのはありやしない
誰も俺のことなんてわかりやしない
俺は今でもあいつらが憎い
それなりに楽しいはずの学校なのに
殴られ蹴られ色々むかつくことばかり言われてた
普通の奴は何かわかった顔して大人になり
自分の罪もわからずに偽善者きどり
いつしか親孝行とか言う奴もいた
その前に俺に散々蹴って殴って悪口も言ってたの
忘れたか?
まぁどうせ親不孝のままの奴もいるだろうが
世界は今日もわかったふりして進んでいく
俺だけが取り残されてまた世界を憎む
いつしか憎いやつはどうしたか知らねぇよ
好きな人も何か幸せそうに過ごしてた
俺は今日もこの狭い箱で詩を書いてる
空を見ることもなくただ引き篭もる
あぁ今日もまた同じく引き篭もる