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孤独な家族

俺はまた叫び続けていた

孤独の日々を過ごしていた

友達が欲しい

恋人が欲しい

そばにいて話を聞いてほしい

でもそんなことはできずに

俺はこの何もない田舎で

ただ孤独を叫んでいた

世間体なんて知らないさ

俺は絶対今頃幸せになれていたんだ

優しすぎていた過去を悔んでいた

いじめられた過去にも決別できずにいる

親父との結婚を悔んでいる母は今日も

離婚を望み、早く幸せになりたいと言い続けている

親父は今日も母から頼まれた買い物をしてくるとすぐに

今や家と化した車の中での生活を始めている

(もちろんこの結果は妥当だけれども)

祖母はもう星になった結婚相手になるはずだった人を想い

空を見上げ星を見て今を悔んでいる

(連絡を取り合っていたが、結局祖父と結婚して以来

会うことがなかったそうだ)

祖父は校長か何かの退職金を借金の返済にあてていたのがばれて

母や祖母から色々と言われてもはや特定の位置から動くことはなさそうだ

俺も大体そんなところだけれども

退職後の町会長やらもろもろはほとんどやめたようである

(もちろんこの結果は妥当だけれども)

孤独な家族さ この家族は

幸せな奴らにはわかりもしないさ

だから俺だって今日もまた叫び続けている

世間体なんて知らないさ

俺には関係ないことだ