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「著名人」の死だけが特別扱いされている

 著名人が死んだ途端に、ニュースではその事が報道され、場合によっては特集まで組まれ、多くの人がその人の事を話題にする。そして、大勢の人が葬儀に参列し、惜しい人を亡くしてしまったなどと言う。
 著名人と一般人の命は平等に扱われない。どちらも死という重大な出来事であるにも関わらず、一般人の死はニュースに取り上げられない。見ず知らずの一般人が死んだところで、多くの人は悲しまないのである。
 「人の命は平等である」という建前は、こうして見事なまでに否定される。死に対する反応の違いによって、著名人の命は一般人の命よりも価値が高いという状況が出来上がっているわけである。