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誰もが悲しまない日

この抑圧された国では
マナーの押し付けが最近は非常に流行のようである
礼儀正しいことが何よりも優先され
自分の意見はすべて押しつぶされ
不満があってもすべてを飲み込むしかない
今でも軍国主義の象徴をかかげて
国歌の斉唱を押し付ける軍部の信者達がはびこる
天皇はいったい誰を救ったのだろうか
全員が幸せに生きているとでも思っているのだろうか
無駄な信仰だけで生きていけるものではない
割と人間の心は適当なものだから
誰かの意見に便乗する奴らばかりいる
割と人間の心は繊細なものだから
誰かの支えがないとすぐに狂う
誰かが幸せであるときも誰かが不幸でいる
誰かの血が流れているときでさえ知らない誰かは笑っている
そんな世界の中でいったい
いつになれば誰もが悲しまない日が来るのだろうか