ダイエットというものは世間一般的には簡単なものだとは思われていないようです。しかし自分は中学卒業後、高校に入るまでに一度浪人し、その一年間で体重を50kg減らしました。だからこそ自分ははっきりと「ダイエットなんて簡単だ」と言いたいです。
自分が実践したことのうち、特に参考になりそうなのは次の8つだろうと思います。
- 噛む回数を増やす
- 食事は高タンパク低カロリーを心がける
- 朝・昼・晩と徐々に食べる量を減らす
- 一日のうちで最後に食べるものは早い時間に食べる
- ストレスが溜まらない範囲で軽い運動をする
- 暇なときには呼吸をするときに腹筋に力を入れる
- 体重よりも体脂肪率を意識する
それぞれについて簡単に説明していきます。
- 噛む回数を増やす
- 食事は高タンパク低カロリーを心がける
- 朝・昼・晩と徐々に食べる量を減らす
- 一日のうちで最後に食べるものは早い時間に食べる
- ストレスが溜まらない範囲で軽い運動をする
- 暇なときには呼吸をするときに腹筋に力を入れる
- 体重よりも体脂肪率を意識する
目安としては35回程度、少なくとも20回以上は噛む事が望ましいです。勿論、何を食べるかによって変わってはきますが、自分がまずこだわったのはこの部分です。噛む回数を増やすだけで痩せる人も多いのではないかとすら思うくらい、重要です。
具体的には鳥のササミがオススメです。ダイエット中の朝の食事は鳥のササミと目玉焼き(卵)と味噌汁と白米でした。ダイエットしている時期にも肉を食べたくなるのは当然で、それを我慢し続ければ長続きしない人が多く、リバウンドの原因にもなると思います。大事なのはどの肉を食べるかで、豚肉と鶏肉は食べてもダイエットに支障をきたすことは少ないでしょう。問題なのは牛肉です。牛肉を食べずに、鶏肉または豚肉を食べるという事を徹底すれば、それだけでも効果があるのではないかと思います。
朝・昼・晩でも構わないのですが、本来ならばこの朝・昼・晩をさらに分けて、朝1・朝2・昼1・昼2・晩1・晩2のように、六食くらいに分けるのがオススメです。これは時間的・精神的な余裕がなければ難しいと思うのですが、早い時間であれば特に、お腹がすいたら食べる、くらいの気持ちで良いと思います。ここで大切なのは、極端に空腹になる時間をつくらない事です。空腹を感じて大食いをするというサイクルが太る要因の一つです。大食いをしない食事の摂り方を考え、同じ量であっても食べる回数を分ける事で空腹を感じにくくなり、いずれは食べる量も減っていくでしょう。もし極端な空腹になった際にも大食いをしないように心がけておきたいです。大食いしそうな場合は、カロリーの低いゼリーを食べてお腹を膨らませることが望ましいです。
これについては、午後5時以降に食べないというのが最も理想的ですが、現実的には難しいと思うので、午後8時以降には食べないように心がけるのがいいでしょう。ただこれも、会社の飲み会などに参加する必要がある人などにとっては難しいでしょう。しかしこうして制約を多くしておかなければ、ダイエットをしていることを忘れてしまいがちなので、意識だけでもするようにしましょう。
これは自分のような引きこもりニートを基準として考えたものであり、通勤に電車を使うような人は、その時点でもはや運動になっているはずです。自分のように家から全く出ない、かつ家事もしないという方は、気分転換も兼ねて散歩をすれば、それなりにストレス解消になるはずです。ダイエットをするための運動ではなく、散歩などのように、気分転換のための軽い運動を気が向いたときにするのがいいでしょう。
これは意識しすぎると心理的に良くない作用を及ぼす恐れがあるので、暇なときで構いません。自分はダイエットをしているんだという実感が大切で、無理な筋トレをして途中でやめてしまうのは良くありません。筋肉が増えれば増えるほど、基礎代謝が上がって、消費カロリーも多くなりますし、痩せると同時に筋肉も落ちてくる傾向があり、それを防ぐためにも筋トレなどは出来る限りしたほうがいいとは思いますが、そこで無理をしていては長続きしません。そのため、暇なときで構わないので、腹筋に力を入れるのがオススメです。
体重の増減はモチベーションに繋がるので大切ですが、筋肉の方が重く、脂肪の方が軽いため、一概に体重だけを頼りにダイエットをしていては良くないです。筋肉量との兼ね合いで、太っているかどうかが決まります。極端な話、体重が減ろうが、筋肉が脂肪になっただけだとしたら、それは見た目の上では痩せていないことになります。体重を減らすのではなく、痩せる事が目的であるならば、そこは注意する必要があります。とりわけ体重が安定しない時期には意識する必要があると思います。可能であれば、毎日体重と体脂肪率を測定しましょう。
これらを念頭に入れてダイエットをすれば、きっと成功することでしょう。
焦る必要はないです。ストレスを抱える必要もないです。
なぜなら、ダイエットなんてそれくらい簡単なものだからです。
(1年間で50kg痩せた男の発言)