コンクリートと窓の間に積もる雪をただ見ていた
ただ俺は雪を見ていた ロマンのかけらもない部屋の中 過去の憎しみと悲しみも ただ自分だけが理解者だった きっとこの世界にはなにげない幸せが ...
ただ俺は雪を見ていた ロマンのかけらもない部屋の中 過去の憎しみと悲しみも ただ自分だけが理解者だった きっとこの世界にはなにげない幸せが ...
正直なところ猫が好きかと聞かれれば嫌いではないと答えるだろう 実害はゼロだし嫌う理由もない 見る分には多分癒しとやらを与える一種の動物なのだ...
かつて俺は人の命令に従っていた ルールという幻想を常に第一にして生きてきた それをして生きてきて得たものは結局 非難の言葉と暴力だけだった ...
確かに俺が生きているのは奇跡なのかもしれない 1歳のころに死にかけたりしたことも母から聞いて 小学校に入れば蹴られて入院して肺に血がたまった...
今日も家から見えるのは壁ばかり 空を見せてくれる場所は家にはなく 田舎が持つ幻想である大自然はなく ただ人のいるかいないかわからない家がぽつ...